国士無双とは？麻雀の役満の国士無双の作り方と狙い方について解説 – 麻雀のいろは

今回は麻雀の役の1つ、国士無双の作り方や確率について解説していきます。
1役で役満となる国士無双を狙えるタイミングについてだったり、これまでプロの対局で出た国士無双についてもご紹介します。

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国士無双とは

国士無双は麻雀の役の一種で、やおちゅう牌でのみ構成された役になります。
3色の1と9の数牌を1枚ずつ、各字牌を1枚ずつ揃え、どれか1種類を雀頭とすると国士無双が成立します。

国士無双の点数は役満で点数にすると子は32,000点、親の場合は48,000点になります。
また、13 面待ちでの上がりの場合はダブル役満となり、さらに点数が合があります。

子	親
32,000点	48,000点

国士無双13面待ちとは、国士無双に必要な牌が1枚ずつそろっており13種のどれがきても雀頭になる状態です。
国士無双 13面待ちの場合は役がダブル役満となり、間違いなく誰かが飛ぶレベルの強い役となります。

自然と13面待ちの形になるのはさておき、自分で13面待ちの形をつくる場合、既に国士無双が成立できる状態であることが多いです。
となると、1巡、2巡ほど回して他の人に上がられるくらいなら役満で素早く上がってしまった方が無難です。

続いて、国士無双を成立させられる確率についてご紹介します。
麻雀において国士無双は実際に狙える役なのでしょうか？

ポーンちゃん

国士無双って実際のところ、どのくらいの確率で狙えるものなの？

四麻での国士無双の出現率は0.037%です。
1000局やっても1回も出ないなんてザラです。
数牌を捨てるので、どうしても他人が上がりやすいというのも成功確率を下げている要因と言えます。

三麻の時の国士無双の出現率は0.083%です。
役を作りやすい三人麻雀であっても0.1%にも満たない確率なので、以下に国士無双を成立させるのが難しいのかがわかると思います。

国士無双を狙うなら最初の配牌時点が勝負です。
最低でも国士無双に必要な牌が半分以上は欲しいところです。

また、途中で字牌が4枚捨てられたり取られたりすると国士無双は成立しなくなります。
国士無双から役の転換を狙うのは難しいので、降りることも早めに考えていきましょう。

最後は、プロの対局で出た国士無双について解説していきます。
今回ご紹介する対局はMリーグでの岡田紗佳の国士無双です。

13面待ちで最後にかっちりとロンで国士無双を作りました。
国士無双狙いであることは読まれていたようですが、まさか13面待ちで構えているとは誰が予想したでしょうか。

役満ですから簡単に作れるような役ではありませんが、手牌次第では狙ってみるのも十分に楽しいと思います。
もし、国士無双が狙えるようなら13面待ちにも挑戦してみましょう。