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麻雀の点数計算の方法を解説!麻雀初心者でもわかる翻や符の計算方法

麻雀で覚えるのが大変なのが点数計算です。
今回は、麻雀初心者でも直ぐに理解できる、麻雀の点数計算の方法をご紹介します。
点数計算の仕組みがわからない、計算が苦手という方は是非ご覧ください。

ポーンちゃん
ポーンちゃん
麻雀の点数計算を丁寧に解説します。

麻雀の点数計算とは?

麻雀の点数計算とは?

麻雀では、誰かがアガった後に点数計算を行い、点数に応じてアガった人、負けた人の点数が変動します。

基本的に、麻雀はアガり時の手牌と役の組み合わせで点数が決まります。
様々な点数パターンが存在しますが、実際の試合で出てくる点数を覚えてしまえば、意外と簡単に麻雀の点数計算の方法を覚えることができます。

麻雀の点数計算を覚えるメリット

最近では麻雀アプリやゲームでプレイする人も多く、点数計算は自動で行ってくれるため覚える必要がないと感じる方も多いと思います。

しかし、麻雀の点数計算を覚えると、自分が親の番の時、自分が負けている時にどういった牌を残せば良いのか判別がつきやすく、結果として麻雀にも勝ちやすくなります。
また、点数を覚えることで対戦がより楽しくもなります。

麻雀の点数早見表

麻雀の点数早見表

麻雀の点数早見表

こちらが麻雀の点数早見表になります。

最初は複雑で意味がわからないかも知れませんが、この早見表が直ぐに理解できるように今回は解説していきます。

麻雀の点数計算の基本

まずは、麻雀の点数計算の基本についてご紹介します。
麻雀の点数は役やドラによって与えられる翻数と、自分の手牌や待ちの種類によって与えられる符数を使って点数を計算します。

ポーンちゃん
ポーンちゃん
ポイントは符数と翻数で点数計算を行うこと。

30符1翻なら子で1,000点(親なら1,500点)、40符2翻なら子なら2,600点(親なら3,900点)という風に点数計算するのに使います。

翻数

翻数はアガった時に作られている役の種類とドラの数によって決まります。
ドラは1枚につき1翻がつき、役は種類によって1翻、2翻と数が異なります。

まずは、翻と呼ばれる点数がどのようにして与えられるのかだけ覚えましょう。

符計算

符は主に手牌の形によって決める点数のことを言います。
面子がどのように作られたのか、鳴き状態なのかメンゼンなのかでも符数が異なります。

符計算も後ほど詳しく解説していくので、まずは手牌の状態で符の数が決まるということを覚えておきましょう。

点数計算

翻数と符数がわかったら麻雀の点数が計算できます。
つまり、ゲームが終わったらアガッた人の手牌を見て、翻数と符数を数えれば自然と計算することが出来ます。

点数計算時は先ほどの点数早見表を使うとすぐに計算することができます。


翻計算の方法

ここからは、1つめの計算要素である翻の計算方法からご紹介します。

翻はドラの数と役の種類によって決まる

翻はドラの数と役の種類によって決まる

翻数はドラの数、そしてアガった時の役の種類によって決まります。

ドラは1枚につき1翻と計算されます。

ドラの種類は表ドラ、裏ドラ、槓ドラ、赤ドラがあります。
詳しくはドラ解説のページで行っておりますのでご参考下さい。

役による翻数

麻雀ではアガる際には最低1つは役を作らなければいけません。
役によって翻数が決まっており、難しい役であればあるほど翻も高くなります。

例えば、簡単にアガれるリーチや平和だと1翻という最低限の翻数になります。
しかし、国士無双や緑一色などは役満といって、翻の数が段違いです。

翻数は役解説のページで行っているので確認しておきましょう。

5翻以上の場合は符計算は行わなくて良い

5翻以上の場合は符計算は行わなくて良い

ゲームが終了して誰かがアガッた場合、まずは翻数を確認しましょう。
なぜなら、5翻以上の場合は符計算が必要ないためです。

5翻は満貫と呼ばれており、符関係なく点数が決まっているからです。
5翻以降も翻数によって点数が決まってます。

最初は、5翻より低いのか高いのかで点数の計算を始めます。
もしも、1~4翻でのアガりなら符計算を行います。

符計算の方法

符計算の方法

ここからは、麻雀の中でもややこしい計算方法が必要となる符計算について解説していきます。

符計算は以下の要素から点数を計算していきます。

符が加算される要素

  • 基本符の計算
  • アガり方
  • 面子の種類
  • 雀頭の種類
  • 待ちの形

これら5つの項目を計算すると符計算が行えます。

副底(フーテイ) 基本符は20符

副底(フーテイ) 基本符は20符

アガるだけで必ずもらえるのが基本符となる20符です。
どんな手牌でも20符はもらえるので、20符を下回ることはありません。

20符を基準にし、残りの4つの項目で符が足されていきます。

アガり方による符の追加

アガり方による符の追加

符計算はアガり方によっても符がつきます。
ここで覚える項目と点数は以下の3つです。

アガりの形による符の加点

  • ツモアガリ 鳴き関係なし 2符
  • 鳴き後のロンアガり 0符
  • 門前のロンアガり 10符

面子の種類による符の追加

面子の種類による符の追加

符はアガった時の面子によっても追加されます。
順子は0符、刻子は明刻か暗刻かで符の数が変わります。
以下を参考に面子につく符を計算しましょう。

雀頭の種類による符の加算

雀頭の種類による符の加算

雀頭の種類による符の加算 その2

雀頭は数牌か字牌かでまずは分かれます。

数牌の場合、どの組み合わせの雀頭であっても0符です。

字牌は三元牌の雀頭なら2符追加されます。
風牌なら自風牌、もしくは場風牌なら2符加算されます。
また、自風牌、場風牌なら4符で計算されますが、2符で計算される場合もあります。

テンパイ時の待ちの形による符の追加

テンパイ時の待ちの形による符の追加

最後になるのは、テンパイ時の待ちの形によって符が加算される場合があります。

リャンメン待ち、シャンポン待ちの場合は0符です。
しかし、ペンチャン待ち、カンチャン待ち、単騎待ち、ノベタン待ちの場合は2符が追加されます。

リャンメン待ちのような条件がゆるい待ちの形には符がつかないと覚えておきましょう。

符を合計して計算を行う

最後に5つから出る符を足して、一の位は切り上げで計算します。

例えば、合計が24符の場合は30符と計算します。38符なら40符になります。

平和ツモと七対子の符

基本は切り上げによって計算されますが、平和ツモと七対子の場合は異なります。

ツモアガリの平和が成立した場合、必ず20符として計算します。

また、七対子のアガりは25符で計算を行います

そして、翻数と符数で麻雀の点数計算を行います。

麻雀の点数計算の方法

麻雀の点数早見表

麻雀の点数早見表2

それではもう一度、麻雀の点数計算表を見てみましょう。
翻数と符数の掛け合わせで点数が出せるので、実際に計算後に点数早見表を確認してみましょう。

親と子で点数が違う

麻雀の点数は親と子で点数が異なります。
親は、子の点数の1.5倍と覚えておけば簡単に計算できます。
但し、点数の低い項目は必ずしも1.5倍ではない点に注意してください。

なぜ、1.5倍になっていないのかというと、麻雀の最低点数は1翻20符で1000点なのですが、実はこの点数自体が誤りであり、正確には960点となります。

しかし、麻雀では最低点数を1000点と定めているため、1000点として処理されます。
ですが、点数が倍になると徐々にズレが生じてきます。

頻出するアガりの点数を覚えよう

麻雀の点数には頻出するものがあります。
逆に、実戦ではほとんど出ないような点数があるので、それらを覚える優先度は低いです。

麻雀の計算に慣れて少しずつ覚えよう

麻雀の計算方法は複雑なので、本や記事を読んですぐに覚えることは難しいです。
しかし、計算回数を増やしていくと段々と点数計算に慣れてきます。

慣れてくると素早く麻雀の計算ができるだけでなく、対局中に点数を意識した立ち回りも可能になります。

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